Podcast #83 句集偏愛 -手前勝手に読み耽る-「理数系のティーポット」Vol.2
- アンジェリカ事務局

- 14 分前
- 読了時間: 1分

句集に恋して、語って、勝手に読み耽る。
潤々とめぐみの「句集偏愛」シリーズ、前回に引き続き、宮井いずみさんの句集『理数系のティーポット』をじっくり味わいます。
Vol.2では、
🟡 ユーモア・明るさ
🫧 繊細な視線
🏠 描写から心象
という3つの観点から、より“人の気配”が感じられる珠玉の川柳たちをご紹介。
有頂天だったニョッキにされるまで
お猿のシンバル初参加のくせに
迷い道ぬける黄色いミゼットで
祝福の底のわずかなビブラート
無精卵ばかりのなごやかな会話
臍の緒と何を入れようチェロケース
まだ坂の途中にマエダ理髪店
雨ざんざ佐伯三郎塗装店
句を読むというより、風景にひととき身を置くような時間。
言葉の軽やかさと深さを行き来しながら
めぐみと潤々が楽しく語り合っています。
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