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Podcast #83 句集偏愛 -手前勝手に読み耽る-「理数系のティーポット」Vol.2


Podcastアートワーク

句集に恋して、語って、勝手に読み耽る。

潤々とめぐみの「句集偏愛」シリーズ、前回に引き続き、宮井いずみさんの句集『理数系のティーポット』をじっくり味わいます。


Vol.2では、

🟡 ユーモア・明るさ

🫧 繊細な視線

🏠 描写から心象

という3つの観点から、より“人の気配”が感じられる珠玉の川柳たちをご紹介。


有頂天だったニョッキにされるまで

お猿のシンバル初参加のくせに

迷い道ぬける黄色いミゼットで 

祝福の底のわずかなビブラート

無精卵ばかりのなごやかな会話

臍の緒と何を入れようチェロケース

まだ坂の途中にマエダ理髪店 

雨ざんざ佐伯三郎塗装店


句を読むというより、風景にひととき身を置くような時間。

言葉の軽やかさと深さを行き来しながら

めぐみと潤々が楽しく語り合っています。







 
 
 

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