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「川柳で踊らせて」更新【藤田めぐみ】

更新日:9月15日


めぐみショート動画

藤田めぐみがアンジェリカ会員の一句を取り上げ、ショート動画とエッセイでお届けする連載「川柳で踊らせて」。

今回の#Act 28は藤田めぐみ自身の句。


誰かの家で、あるいは会社の休憩室で。

テーブルの上に、ぽん、とひとつ置かれたお菓子。

それに続くように、もうひとつ、またひとつ

甘いもの、しょっぱいもの、懐かしいもの

それぞれの「個包装」が並んでいく。


「誰にも触れられていない」からこその清潔さや安心感。

けれど、「ひとり分だけ」というパッケージに

どこか切なさが潜んでいることもある。

その淋しさを、あえて“持ち寄る”ことで生まれる「気楽さ」。


誰かと距離をとりながらも、

誰かにちょっとだけ差し出してみたくなる

そんな気持ち。


毎月2日/15日に更新中。




 
 
 

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