#122マダムバタフライな川柳 Vol.4【名句勝手鑑賞】𠮷田州花

川柳アンジェリカラジオ最新122話配信中🎙️
「名句勝手鑑賞」テーマは「マダムバタフライな川柳」。
オペラ『蝶々夫人』のアリア「ある晴れた日に」から始まったシリーズも、今回で最終回。𠮷田州花さんの二句を味わいます。
林檎をむく手許に注がれる、誰かの視線。
そして通夜の夜、誰にも気づかれないままひっそりと枯れる月見草。
見つめる人と、見つめられる人。
人の死を悼む夜と、その傍らで静かに終わってゆくもの。
何も語られないからこそ、その向こうにある関係や物語を想像したくなる二句。
今回も言葉の余白を行ったり来たりしながら、潤々とめぐみが勝手に味わいます。
林檎むく手許を見つめられながら
ひなた水 2006
月見草ひっそり枯れた通夜の月
東奥文芸叢書 川柳26 𠮷田州花句集「州花春秋」2016
𠮷田州花






コメント