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#111 生きたまま腸に届く川柳 ふたつの乳酸菌 〜丸山進と浪越靖政〜vol.1 【名句勝手鑑賞】




屋外で腹部に手を当ててハート形を作る人物の写真。下に「生きたまま腸に届く川柳」「【名句勝手鑑賞/ふたつの乳酸菌】」とある。


川柳アンジェリカ ラジオ 「オフせん」 最新111話配信中🎙️

7月1〜4周は「名句勝手鑑賞」テーマは「生きたまま腸に届く川柳」。

理屈より先に、思わず身体が反応してしまう。そんな“効く”川柳を4回にわたって味わいます。



前半2回は「ふたつの乳酸菌」。

丸山進さんと浪越靖政さんの作品を、同じテーマごとに読み比べました。



「からだ」「年金」「生き方」…似た題材なのに、届き方はまるで違う。それぞれの個性がじんわり効いてくる、二人ならではの味わいをお楽しみください。



微熱あり臓器の値段付け直す      丸山 進

あいまいに終わらす泌尿生殖器     浪越靖政



水槽に移して年金生活者        浪越靖政

スキップが出来ぬと年金減るらしい   丸山 進



父として続けるシャドーボクシング   丸山 進

左ジャブだけで何とか生きつなぐ    浪越靖政



生き方は弱酸性でちょうどよい     浪越靖政

生き方を探求すればひもになる     丸山 進



短足でやましいことは何もない     丸山 進

糖質ゼロ プリン体ゼロ おとこゼロ  浪越靖政



蝶と目が合って彼岸へ誘われる     浪越靖政

蝶の羽蟻に引かれて凱旋す       丸山 進



旧姓で呼ぶと喜ぶさつまいも      丸山 進

旧姓で呼ぶと振り向くキタキツネ    浪越靖政



瞑想は続くおしっこ切れるまで     丸山 進

一時間ごとに男を確かめる       浪越靖政




丸山進句集「アルバトロス」2005

川柳作家ベストコレクション 浪越靖政 2018








 
 
 

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