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旅する川柳

峯島 妙

2026年8月10日

#5 アメリカをびゅーん

私のアメリカはずっとハワイで止まっていて、本土への期待は低かった。


アメリカなんて所詮歴史の浅い田舎者でしょ、ふふふん


なのにツアーに参加したのは、羽田から西海岸、4時間あまりの飛行で東海岸を回って戻るという一筆書きの旅程にあった。

一度で二度おいしいグリコのような企画である。


侮っていたアメリカ本国は、どこも凄いスケールで私を魅了した。


プロペラ機で上空からのグランドキャニオンは岩の渓谷がどこまでも続き、ナイアガラの滝の遊覧船ではこれでもかと水浴びをさせられた。


ラスベガスもニューヨークも大人の街で、マカオや東京とは異質な文化であった。


タイパな9日間の食事はずっとアメリカだったけれど、ロブスターもステーキも本来の持ち味がして、パリのように醤油を欲しがることもなかったように思う。


ニューヨークではメトロの乗り方で困っていたら、危なそうなおじさんがそっと教えてくれた(ちょっと言えないやり方で)。どこの街でも一緒に場所を探してくれたり、メニューのお勧めを横から教えてくれたり、アメリカは旅行者に優しかった。


帰国後の体内年齢は久しぶりの52歳!やっぱりアメリカは合うみたい。

川柳アンジェリカロゴ
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