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せんりゅう、ごちそうさま
笹田かなえ
2024年8月1日
川柳展望創刊号 前編

「川柳展望」は、時実新子の「一誌上で川柳のアンソロジーを」という長年の夢を叶えるべく、時実新子の個人誌として創刊されました。
季刊誌でただ いま198号。
創刊は1975年ですから、来年は50周年になります。
その創刊号ですが、入手できたのは本当に幸運なことでした。
いただいたときはページを開くのも恐れ多くて、ずっと引き出しの奥に隠して(笑)おいたのですが、最近、やっと読むためにあるのだと気が付き、おそるおそる手に取りページを捲ったのでした。
大先輩の作品に対して、鑑賞などを書くのは今の私にはとうていできません。
でも、少しでも多くの人にあの頃の川柳人の熱気を知ってほしくて、創刊号に掲載されている特別作品、会員作品から一句ずつ、恐れながら勝手に選び書かせていただきました。
前・後編の2回に分けてお送りします。今回は前編です。
夫婦逢う小さな童話こわさずに
定金冬二(冬二百句)
近道のそれより近い けものみち
前田芙巳代(特別作品)
川はゆっくり拒絶もせずに凍らずに
寺尾俊平(特別作品)
雪やんでわたしと死んでくれますか
橘高薫風(特別作品)
