川柳アンジェリカ代表・笹田かなえです。
11月17日、名古屋のねじまき句会で行われた「句集を読む会」に参加してきました。
参加人数は40名くらいでした。
川柳界で句集を出した場合、出版記念祝賀会的なものはありますが、句集を読み合うのは一昨年のなかはられいこさんの「くちびるにウエハース」を読む会に続いて、2度目ではないかと思います。
今回は青砥和子さんの「雲に乗る」と、瀧村小奈生さんの「留守にしております。」のお二人の句集を取り上げての読む会でした。
私は青砥和子さんの「雲に乗る」の、初めてのパネラーとしての参加なのでとても緊張し
ました。「雲に乗る」のパネラーは他になかはられいこさん、米山明日歌さんでした。司
会の二村典子さんのさりげないサポートのおかげで、あまり緊張することなく意見交換で
きました。
句集というまとまったものをどう読むかですが、「章立て」について取り上げられました。
印象に残ったのは、れいこさんが「初期だと思われる作品群と、書き続けることで進化あるいは深化した作品群が混在している。章立てで少しあいまいになっているような気もするけど、それも戦略なのかもしれない」とレジュメに書かれた言葉が心に残っています。
これは今後、句集を編まれる方にとっても参考になることと思われます。
全体的に和やかでとてもいい会でした。
小池正博さん、飯島章友さん、川合大祐さん、まつりぺきんさん、お話できて嬉しかった
です。ねじまき句会の皆さん、大変お世話になりました。また、お会いしましょう!
無料WEB川柳大会「アンジェリカ川柳祭り」、たくさんのご投句ありがとうございました。現在選句作業中です。
結果発表は12月中旬を予定しています。
当サイトの川柳ラジオ「オフビートなら川柳で」で先行披講配信をし、その後特設サイトで結果PDFを配布予定です。
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