​新着情報

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 26は温水ふみの句。 すぐにはふり向けない。だから、編む。 静かに心の準備を整えるように。 レースは、わたしの小さなおまじない。 藤田めぐみが短いストーリーをつけています。...

好評Web連載「紗幕越しの川柳」 河野潤々が読む、会員以外の方の鑑賞です。 # Scene 25の作家は、「 三好光明 」さん。 痩せてても左向いてる焦げさんま 痩せて焦げたとはいえ、主張に揺らぎなし。 涼しげな横顔で、伝統に依らず、理性を通し 自由と平等を手繰り寄せる...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 25は西山奈津実の句。 夜の中身を、そっと開いていくような感覚。 誰かに誘われてはじまった、静かな解体と 熱を帯びた余韻。 藤田めぐみが短いストーリーをつけています。 毎月２日／１５日に更新中。...

2024年7月1日に始まった川柳アンジェリカ、今日で１周年を迎えました！たくさんの方に応援していただき、心から感謝の気持ちでいっぱいです。 来ていただく方に少しでも川柳の楽しさが伝わるように、アンジェリカらしく楽しいサイトにするべく、これからも頑張ってまいります。...

好評Web連載「紗幕越しの川柳」 河野潤々が読む、会員以外の方の鑑賞です。 # Scene 24の作家は、「 木野清瀬 」さん。 ぶらんこにひとり　お隣りもひとり 声をかけずとも、邪魔せずとも どこか通い合う“ひとり”同士の距離感。...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 24は旅男の句。 霧の中に静かに佇む家 “メモを残すから”といって姿を消した彼 何を残し、何を消したのか その答えはまだ見つからず すべては、霧の中。 藤田めぐみが短いストーリーをつけています。...

好評Web連載「紗幕越しの川柳」 河野潤々が読む、会員以外の方の鑑賞です。 # Scene 23の作家は、前回にひきつづき「森 砂季」さん。 これプニヨンマあれもですプニヨンマ  「プニヨンマって、何なんですか？」 そんな質問は野暮というもの。...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 23は須藤しんのすけの句。 あの雨の中で言えなかった言葉を、今も思い出す。 やり直したいわけじゃない ただもう一度だけ、あの雨に逢えたら。 藤田めぐみが短いストーリーをつけています。...

季節は梅雨に移りました。気圧の変化に敏感だったり、予定が雨で微妙になったり、いろいろあると思うのですが。 梅仕事を楽しんだり、雨の色と音を楽しんだり。心に潤いをもらう月と思ってポジティブに過ごしたいですね。 今月も１４名のメンバーの、年齢も属性も柳歴も多様なメンバーの色とり...

好評Web連載「紗幕越しの川柳」 河野潤々が読む、会員以外の方の鑑賞です。 # Scene 22の作家は「森 砂季」さん。 氷佐藤　お前は誰だ誰なのだ  「氷砂糖」を「氷佐藤」に置換して人格を与えて いったいぜんたい誰なんだと問いかける そこに広がる摩訶不思議な世界。...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 22は鈴木雀の句。 祝われなくていい。 切り分けられたくない。 甘く、脆く、美しい、 完成形のケーキのままでいたい。 ナイフが入れば、すべて変わるから。 ...

好評Web連載「紗幕越しの川柳」 河野潤々が読む、会員以外の方の鑑賞です。 # Scene 21の作家は「守田啓子」さん。 わたし、ずっとずっとの「っ」です　よろしくね！ 38年の勤め納め、最後のあいさつで言葉に詰まった。...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 21は笹田かなえの句。 ふと通りかかった八百屋の店先。 つややかな鞘を光らせながら、誇らしげに並ぶ空豆たち。 季節の息吹と初夏の命のリズムが 自分の中の生命力に気づかせてくれる...

飛び石ながらもゴールデンウイークを迎えましたね。 万博にご旅行に、帰省に、またはお家でのんびりと。 爽やかな 薫風に抱かれ、ほんの一瞬の"いい季節”を楽しみましょうね。 思わぬ熱中症にも注意しながら… 今月も１４名のメンバーの、年齢も属性も柳歴も多様なメンバーの色とりどり個...

好評Web連載「紗幕越しの川柳」 河野潤々が読む、会員以外の方の鑑賞です。 # Scene 20の作家は「石川 聡」さん。 むかつくぜネクタイ置いて逝くなんて 先人作家のオマージュとして言葉を引用しながら、言葉の色彩のグラデーションを変えて...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 20は斉尾くにこの句。 街の色を拡散させ、どこか夢の世界にいるような気持ちにさせる霧雨は ひとたびその中に立てば、身体と心の熱を奪うべく静かに侵食してくる...

好評Web連載「紗幕越しの川柳」 河野潤々が読む、会員以外の方の鑑賞です。 # Scene 19の作家は「椎　太」さん。 覗き窓釈迦もイエスも通り過ぎ すがるように独居房の小窓から見た世界は、釈迦もイエスも何事もないように通り過ぎる。 寒さと孤独、出口のない閉塞感。...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 19は河野潤々の句。 夜が明けていく　そのほんの束の間の時間 秘めた思いは儚くたよりなく揺れて とっぴんぱらりのぷう、とばかりに目が醒めたら 生きていく一日が、また始まる。...

ようやく桜の季節がめぐってきました。 なんかいろいろありますが、桜を見るとしばし忘れるという効能を堪能し 花粉対策をしながら春を満喫してまいりましょう。 今月も１４名のメンバーの、年齢も属性も柳歴も多様なメンバーの色とりどり個性豊かな川柳を、 笹田かなえの鑑賞...

会員の川柳をショート動画でお届けする連載「川柳で踊らせて」。 今回の＃Act 18は菊池京の句。 俺も私もあの人も それぞれの事情と正義の"忘れ傘"を持っている。 ともすれば、振りかざしそうになるその傘を ノーサイドの笛は、解き放ってくれる。...